「ランパス」が「がっちりマンデー」で紹介されてました

日曜日の朝7:30~TBS系で放送の
「がっちりマンデー」。

儲かってる商売を紹介する番組で
「ランパス」のことを紹介していたので
興味を持って見ました。

20151002_17

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内容も面白いものだったのでまとめておきます。
「ランパス」は、2015年12月20日(日)の「2015年儲かりキーワード」という
特集の中での紹介でした。

この特集の中で紹介された儲かりキーワードは全部4つです。
「SIMフリー」「IoT」「ノームコア」そして、「ランパス」。

ランパスが生まれた経緯などの紹介でした。

ランパス03

そもそも、高知県のタウン誌を出版している会社
ほっとこうち」が地元のタウン誌のためにはじめた企画なんだそうです。

ランパス02

自動組版システムという、
パソコンを使って非常に簡単に写真や文章をはめ込むシステムを
セットで商品化して全国のタウン誌にももちかけたところ
非常に導入しやすいということで人気を博すことができた。

ランパス01

ほっとこうち→すべてのエリアの表紙デザインのみ行う。 
全国各地の出版社→お店と交渉して写真や記事をまとめる
自動組版システム→そのエリアのランパスができる。

そういえば、ランパスって全部同じレイアウトなんですよね。
これって自動組版だからだそうです。

ランチパスポートに関わってる
みんなが得をする素敵な儲かりシステムなんだそうです。

ランパス04

ほっとこうち→各エリアで一回発行すると出版社からシステムの料金料が入る。
出版社→1万部発行
飲食店→掲載料無料
客→500円ランチ
書店→ばんばん売れる

ほっとこうちに入る一回発行すると
出版社からシステムの料金料というのは、
「金額は言えないけど中古の軽自動車が買えるくらい」だそうです。

ってことは、90のエリアで発行されてるので、
軽自動車90台分は儲かってるってことらしいです。
しかもこれからもどんどん47都道府県にも拡大してるそうですからね~(^^♪

下記はネットで調べてたら「日経トレンディ」にも掲載されてた
「ほっとこうち」の記事の転載です。

出版不況でもバカ売れする「ランパス本」のカラクリ
記事の転載もと→コチラ

ランパスのルーツはタウン誌の人気特集!?
2014年09月29日
ランパス第1号が登場したのは2011年4月。
高知県で地域タウン情報誌などを発刊しているほっとこうち(高知市)が出版元だ。
ランパスの原型は、同社のタウン誌「ほっとこうち」の人気特集。

1カ月限定のランチ割引プランを掲載したところ大好評だったため、
「地元飲食店の取材で『お客が減っている』という悩みを聞くことが多かった。
タウン誌として何かできないかと考え、
この特集を一冊の本にまとめることを思いついた」
(ほっとこうち 営業部 企画開発課 山本真志課長)。

1号目は単なる割引券付きのガイド本では面白くないので、
スタンプラリー形式で展開。

スタンプ欄を大きくし、各店にオリジナルスタンプを作ってもらい、
読者が楽しみながらいろいろな店に行けるように遊びの要素を増やした。

その結果、高知では1000円前後の書籍だと5000~6000部で
ヒットといわれるなか、1万2000部が完売。
利用可能期間が終了すると「次はいつ出るのか」という問い合わせが殺到したという。

割引プランを提供した飲食店は取材企画なので広告料を払う必要がないうえ、
毎日行列ができる大繁盛で大いに喜ばれた。
さらに地元書店からも「近年まれに見る売れ方」と感謝され、
もちろん出版元である同社も潤った。

さらに同社では「ランチパスポート」というタイトルを商標登録し、
「タウン情報まつやま」などを発行して愛媛県で手広くメディア事業を行っていた
エス・ピー・シー(松山市)と共同で、全国的な展開を開始。
全国タウン情報ネットワークを通じて加盟誌に案内を出したところ
多くの問い合わせがあり、全国各地でランパスが発行されてどれも大ヒットした。

 「本を買った人はランチを安く食べられ、
飲食店はランチの新規客を獲得でき、本が売れることで書店も出版元も潤う。
三方良しのさらに上を行く『四方良し』の地域活性ビジネスだと気づき、
客の減少に悩む全国の地方都市でも同じ手法で展開できるのではと考えた。
地域発の刊行物が
こうしたムーブメントを起こすことはめったにないので不思議だった」
(山本課長)という。

 ビジネスモデルとしては、ランパス1号の形態をそのまま踏襲している。

(1)利用可能期間は3カ月
(2)1店舗3回まで利用可能
(3)掲載店には特別割引メニューを提供してもらうが、掲載料はもらわない

(1)は割引利用期間が長すぎると掲載店の負担が大きくなるため、
(2)は集客に偏りがないようにし、
より多くの店に掲載メリットを享受してもらうためだという。

号を重ねる場合、1/3程度は店を入れ替えているが、
これも同じ店ばかりが掲載されることを防ぐためだ。

 だが成功事例が広まるにつれ、類似本も多く出回るようになった。
同社では最初こそ複雑な思いもあったものの、
「ランパスの原点は“地元愛”。その成り立ち、思いは誌面に出るものなので、
表面だけを真似している類似本との違いは読者にも分かると思う。
最終的な発行部数ではどこもオリジナルのランパスに
軍配が上がっているようだ。真似られるのは光栄」(同)という。

ランパス高知市版は現在10冊目に突入。
ランパス愛用者によるファンミーティングも回を重ね、着実に地元に根付いている。

ついでに、他の「2015年儲かりキーワード」も簡単にメモしておきます。

「SIMフリー」
SIMフリーとはケータイやスマートフォンの利用に際し、
携帯電話事業者(キャリア)ごと のSIMカードを選ばずに
携帯電話・スマートフォンを使えること。

「IoT」
Internet of Things の省略→「IoT」(モノのインターネット)とは、
コンピュータなどの情報・通信機器だけでなく、
世の中に 存在する様々な物体(モノ)に通信機能を持たせ、
インターネットに接続したり相互に通信 することにより、
自動認識や自動制御、遠隔計測などを行うこと。

「ノームコア」
平凡で目立たない服を身につけるファッション潮流のこと。
「ノーマル」と「ハードコア」を合わせた造語で、
「究極の普通」「究極のシンプル」の意味。
2013年10月、米国ニューヨークのトレンド予測グループ
「K-HOLE」が発表した概念

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