好きになってはいけない人を好きになる、
食べたら太るとわかっていてもケーキや脂っこいものを食べてしまう……などなど、
理性とは反して「ついやってしまうこと」を
脳科学の中野信子先生の監修のもと
漫画にしてわかりやすく解説してくれる本。
究極の結論をいうと、楽しい気分、幸せな気分=ドーパミン(脳の快楽ホルモン)が大切であり、
脳科学という切り口でも、「ポジティブシンキングでいましょう」という
スピリチュアル論にも通ずると思いました。
ポジティブシンキングでいないから、好きになってはいけない人を好きになったり、
食べるとわかっていても食べてしまったりと、
理性的に正しいということと反対のことををしてしまうわけです。
なんだか、「さんまのホンマでっか??」を思わせるような感じ。
「脳科学の中野信子先生」が監修だからかもしれませんね~。
というわけで、それなりに面白いです。
「さんまのホンマでっか??」を見ているみたいな面白さ。
実生活に参考にできるところがあるとすれば、
やっぱり「キチンとした生活をして(キチンと早起きして、キチンとした食べ物を食べてなど)、
ささいなことにイライラせずに明るく考えられるように努力すれば
(たとえば、待ち合わせに遅刻した友達を待つ間も街ゆく人を眺めて
「おもしろい人間観ができる!」と考え方になれるような)、
理性に反するような間違ったことはせず、幸せを感じられるという内容と、思いました。
スピリチュアル、という言葉はひとことも出てこないけど、
「スピリチュアル論」を脳科学的に理論づける本、といってもいいのではないかな、
って思いました。
わかってることのようでも、改めて読むと納得できるし面白いな、って思いましたよ~。
著者のブログ>>l’esprit d’escalier レスプリ・デスカリエ