2019年アカデミー賞の
作品賞・助演男優賞・脚本賞の
3部門受賞となった
この映画
「グリーンブック【Green Book】」
観てきました!
日比谷TOHOシネマで観てきました。
IMDb >> Green Book
公式サイト >> グリーンブック
ボヘミアン・ラプソディーも日比谷TOHOシネマに今年、2019年の元旦に観に行ったので2019年に入って2回め。
3月の水曜日、レディースデー1,100円で観てきました。
元旦もファーストデーの「1,100円」で観たのですけれど(^^ゞ
グリーンブック【Green Book】の感想なのですが、めちゃくちゃよかったです。大満足でした。笑えて泣けます。これって最高ですよね。
アカデミー賞の作品賞をとった作品って全部が好みなわけではなく……正直テーマが崇高で重すぎて鑑賞した後も気分が「どーん」と沈んでしまう作品もあるので
作品賞をとった作品のすべてが「よかった」と思えるわけではないのですが、「グリーン ブック【Green Book】」は最高でした。とても良い映画でした。
観る前に他の方のレビューも読んだし、この作品が「コメディ」「ヒューマン」というジャンルであることを確認しこれはハズレないかな、と思ってみたのですが
ハズレどころか大当たりの映画でした。わたしもすっかり、主人公2人の大ファンになってしまってます。
他の人のレビューにもあったのですが、ボヘミアンラプソディーを観てボヘミアンラプソディーがアカデミー作品賞をとれるといいな、って思っていたけれど
このグリーンブ ックを観たらこの映画が一気に大好きになってしまり、この作品のほうを作品賞に選出したアカデミー賞がスゴイと思いました。
ボヘミアン・ラプソディはアカデミー賞、最多4部門獲得で主演男優賞・編集賞・録音賞・音響編集賞ですが、グリーン ブックは「作品賞」と「脚本賞」受賞なんだから作品の面白さという意味ではこちらのグリーンブックということですよね。(#^.^#)
主演男優賞は、ボヘミアン・ラプソディのラミ・マレックが受賞しましたが、グリーン ブックのヴィゴ・モーテンセンが受賞してもおかしくなかったな、と思えるどちらも素晴らしい演技だったと思いました。
グリーン・ブックのヴィゴ・モーテンセンは20㎏も増量して役作りに励んだそうなんです。ホントに太った。ビジュアル的イメージからもガラリと変わった。
ヴィゴ・モーテンセンって、線が細く長髪で繊細な芸術家みたいなイメージが強い。どちらかというとピアニストのシャーリーのキャラクターに近いイメージです。
なのに正反対のタイプの「ガサツで腕っぷしが強く教養とか芸術とかには縁がない、男っ気たっぷりのタフガイ」というキャラクター、トニーになりきっていて(*_*)ビックリしました。
人種差別という重いテーマがあるから泣けるのですが、正反対の2人のやりとりのコミカルさが「笑える」けど「泣ける」要素たっぷりなのです。
2019年に入って観た映画、ボヘミアン・ラプソディとグリーン ブック、どちらもサービスデー価格で鑑賞したのですが、どちらも最高に良い作品でした。
ボヘミアン・ラプソディを観てからクイーンのことを知ってサントラを買ったりしたのですが、DVDを買うとしたらグリーン・ブックを購入するかもしれません。
ボヘミアン・ラプソディは悲しくなってしまうからです。実話であり、フレディが病気になってしまう、しかもそれが事実だから悲しすぎるのです。
グリーンブックも実話に基づいているのですが、こちらは「人種差別」という悲しい局面にある反面2人の間に芽生えた友情に幸せと2人の掛け合いの中に面白さを感じるので何度でも観たくなってしまいます。
何人かの人もレビューの中に書いてましたが、グリーン ブックは過剰な演出がないところがかえっていいのです。
映画のモデルとなった実在の2人は、同じ2013年に亡くなっているそうです。
トニーが82歳、シャーリーが86歳で。
2人の映画が製作されるって話は知っていたのでしょうか。トニーの息子さんがこの映画のプロヂューサーも務めてるそうですが2人にも観てもらいたくなってしまいますよね。