観てきました。2019年の話題作。「ジョーカー」
今回はちょっと久しぶりに新宿TOHOシネマのほうで観てきました。
IMDb >> Joker (2019)
最近、日比谷TOHOシネマのほうが駅からのアクセスのよさもあり気に入ってるのですが、今回は新宿伊勢丹の英国展の後に行ったので新宿TOHOです。
相変わらず賑やかな歌舞伎町。新宿。ゴジラも久しぶりです。2019年10月末はこれから公開されるターミネータにかなり力入ってますね。
ジョーカーの話に戻ります(;’∀’)
事前に賛否両論ある、とか、ストーリーも読んでいたのでわりと思った通りの作品でした。
R15の指定がある作品なので、どぎつい場面とかもあるんだろうな、と思っていましたが、やっぱりありました(^-^;
う~ん。賛否両論という意味ではわたしも「否」のほうかもしれません。
なんというか。不幸過ぎる境遇の主人公が負の連鎖から犯罪者になってしまう物語なので観終わったあとに後味の悪さは残ります。
ただ主人公がやみくもに殺人を繰り返すのではなく自分に対して酷い仕打ちをした人に対して復讐するような形での殺人であることは少し救いでしたが。
「お決まり定番」でも不幸な境遇にいた主人公が努力したり不幸を必死に切り抜けて最後は幸せになるような映画のほうが観たいと思うタイプには「否」のほうですね(^-^;
と言いつつも。評判通りホフアン・フェニックスの演技は本当に素晴らしい。
予告で観たときから「あれ?こんなに痩せてたっけ?」と思ったのですが調べたらこのジョーカーの役づくりのために23kgも減量したんだそうです。スゴい。
痩せただけじゃなく心やさしかった青年が悪のジョーカーになっていく行程の複雑な心理をこれ以上ないくらい見事に表現してましたよね。演技が上手すぎるだけにこの作品の不穏な緊迫感が最高潮に引きあげられる感じがします。
アカデミー賞の主演男優賞を獲っても納得です。とりあえずノミネートは確実と思われます。
この作品、賛否両論の「否」派ですが。話題作、そしてインパクト抜群のこの作品をしっかり映画館で観れたことはよかったです。
難し過ぎるとかもなく、ジョーカーに感情移入は充分できる作品でした。
それに映画好きとしては、ロバート・デニーロみたいな大御所俳優さんの登場も楽しめました。